「あんぽん」、思い出、若い日の。

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今朝、冬の冷たい風が吹きすさぶ中、武庫川沿いのフリーマーケットへ奥さんを送った帰り道。ふと、先日読み終えた佐野眞一の「あんぽん」の最後のエピソードが蘇ってきた。

「あんぽん」は孫正義氏の父親を中心とした孫一族三代に亘る「血と骨」のドキュメンタリーだが終始、文章からは怒声と決意表明と血の匂いに満ち満ちている。

最後の最後に孫正義氏の実母のコメントが出てくる。
それは、密造酒作りや金融業から九州一のパチンコ王にまでなりながらも、いろいろな噂のある孫正義氏の父親である別居中の旦那について振り返る。

それは、バイクに二人乗りで集金に駆け回った若き日のことを美しい思い出として。

かつて義理の母親からも同じようなことを聞いた。今は寝たきりの板金屋の義父との思い出を。

僕自身は、90年代末から仕事が急増し、某大手印刷会社に毎週のように深夜納品をしていた。一人で行くと、眠くなるので、嫁さんと二人でひと気のない国道二号線をひた走った。

「あんぽん」読了後の何とも言えないくすぐったいような心持ちについて、ひっかかっていたのだけど、不意に自分の中で答えが出た気がした。

「あんぽん」自体がいい出来かどうかは、よく分からなかったが、個人的にはとても印象深いシーンの多い一冊だった。

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「あんぽん」、思い出、若い日の。

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